プロジェクト

石の上に三年いたら目玉焼きができる

ライター:アヤト

日常生活を送っていると急に「目玉焼きが食べたい!」ってなるときありませんか?僕はあります。しかも、そんな時って往々にして、「卵はあるけどフライパンと火がない!」ってパターンが殆どだと思います。

今回はそんな時に使えるライフハックをお教えしましょう。


目玉焼きの作り方

始めに、この技をするには多少忍耐が必要と伝えておきます。

それでは本題に入りまして、まずは、自分が体操座りをしたぐらいのサイズの石を見つけてください。このとき、なるべく上面が平らなものを選ぶと後の作業が楽になります。

神社や公園に比較的よくあります。

察しの良い方はもうお気づきかも知れませんが、そう、この石をフライパン代わりに使うのです。石を見つけたら次はその上に胡坐をかいて座ってください。床ずれが気になる方は座布団を使用してもよいですが、あまり厚手の物にすると熱が伝わりにくくなり、作業時間が長くなります。気を付けてください。

汚れが気になる人はビニールもいいです。

石の上に座れば、後はもう覚えておくことはありません。とても簡単ですね。ひたすらに座ってください。

〜三年後〜

雨の日と風の日がやや厳しいです。屋根があるといいでしょう。

さて、そろそろ温まってきました。温度を見てみましょう。

分かりやすいよう、サーモグラフィーで見てみましょう。

中心部が熱くなっているのがわかります。なかなかいい温度ですね。

さようなら卵。長い付き合いだったな。美味しく頂くからな…。
コンコンっと…

んんっ
あれこれは…。

うああっ!

しまった。やってしまいました。

卵を懐に入れたまま三年過ごしていたのでゆで卵になっています。

ですが、これはこれで美味しいのでよしとしましょう。

中までしっかり火が通っています。

エンジョイ卵ライフ

さて、今回のおさらいをしましょう。卵しか持っていない状況で調理したいときは石を用意すること。三年ほど温めた石であれば、そのまま割れば目玉焼きに一手間加えれば炒り卵も作れます。ただし、卵は別で保管しておかないと今回のようになるので気を付けてください。もちろん、ゆで卵が食べたい人はそのまま持って温めれば大丈夫です。半熟がいい人は一年半ほどで切り上げましょう。

それでは、よい卵ライフを!

※これはエイプリルフールのためのうその記事です。