プロジェクト

お肉を買うと元気が出る

ライター:カワセ

つい最近、突然花粉症になってしまいました。

僕は20年以上「花粉症なんかになる人は生きる才能が無い」と思って過ごしてきたので、自分が発症してしまったことがショックでたまりません。猫カフェでボーッとするなどして心身の回復を図ったのですがいまいち効果は薄く(猫は可愛かったです)、なんとなくダウナーな日々が続いています。

こうなったら最終手段を取るしかありません。肉です。


肉を買った

オージービーフと黒毛和牛

スーパーマーケットと肉屋をハシゴして、できるだけ美味しそうなお肉を選んできました。写真で左に写っているのがスーパーで買ったオージービーフで、右は肉屋で買った国産のお肉です。

生まれてはじめて1人で肉屋に行ったのですが、肉屋のショーケースに並ぶお肉はどれも普段の4割増しで美味しそうに見えて、それでいて価格はお手頃でした。ただ、僕が買ったお肉は「何かの間違いだろ」と思うくらい高く、できるだけ値段を見ないようにしながら買いました。



「作ります!!!!!」(大きな声)

専門家によれば、基本的に肉というのはそのままで食べるものではないらしいです。「調理」という耳慣れない行程を経てはじめて美味しく頂くことができるみたいなので、今回はそれにも挑戦していきます。

まずはオージービーフを袋の中に入れ、

75℃のお湯の中に放り込んで45分ほど待ちます。

待ち時間の間に玉ねぎやら醤油やらを火にかけてお肉にかけるソースを作りました。

いい匂いがする

45分経ったのでお湯から肉を取り出し、全体に焼き目をつけました。この辺りで僕のテンションは最高潮に達し、焼き目をつけながら「うわー、かわいいー」「焼きまーす」などと大きな声で独り言を言っていました。側から見れば心が壊れた男としか思われないでしょうが、僕自身はどんどん心が豊かになっている最中なので問題ありません。

焼き目をつけた肉を盛り付けてソースをかければ、「牛肉をお湯につけて焼いたやつ」の完成です。



もう少し作ります

興奮冷めやらぬ中、黒毛和牛のほうも調理していきます。

フライパンで全体に焼き目をつけていきます。

焼き目がついたらお肉を氷水で冷まし、「おっほうほう」と叫び声を上げつつ切って盛りつければ、

牛もも肉のたたきが完成しました。許せないくらい美味しそうです。

それでは、出来上がった2品をビールとともに頂きたいと思います。


ごちそうさまでした

気分が少しばかり高揚しすぎて、食べているところの写真を1枚も撮ることなく完食してしまいました。とても美味しかったです。

お肉を買って料理をして、出来上がったものを食べるという一連の流れは果てしない元気を生むということが分かりました。是非、みなさんも元気がない時にはお肉を買ってみてください。

焼き目をつける前のオージービーフでお別れです